のほほん、おきらく日記

おきらくなことを書きます

2020-01-01から1年間の記事一覧

民王

■「民王、池井戸潤、文春文庫」 ■ひょんなことから、総理大臣の父と大学生の息子が入れ替わる話 かなり突拍子もない話ではあるが、 父、息子、が入れ替わり それぞれの世界で生活することで、 お互いのことを理解しあうようになる 父親が、息子の面接で、 息…

終わった人

■「終わった人、内館牧子、講談社文庫」 ■「仕事人間」が定年退職した後のことを描いた話 会社での仕事がすべてで、 これといった趣味もなく、 社外の人との付き合いもない 定年後いったい何をすればいいのか 第2の人生は何をすればいいのか... 当てはまる人…

死の淵を見た男

■「死の淵を見た男、門田隆将、角川文庫」 ■東日本大震災の時に福島第一原発に残った人たちの奮闘を描いた本 放射能という恐怖と闘いながら、 福島第一原発で、今自分のやれることに全力を尽くした人たち もし自分なら、どのような選択をするのだろう 安全の…

風俗嬢の見えない孤立

■「風俗嬢の見えない孤立、角間惇一郎、光文社新書」 ■なぜ、風俗嬢になったのかがわかる本 風俗嬢の実態をデータから分析する、という内容で 切り口としては、おもしろいと感じた よくテレビで見るような 多重債務で風俗嬢になった、というのはごく少数で、…

貯金兄弟

■「貯金兄弟、竹内謙礼、青木寿幸、PHP文庫」 ■金遣いの荒い兄と、節約好きの弟の物語 税金、保険、など 「 お金について」のちょっとしたことを 小説の中で説明してくれる本 参考になることも多い お金について、 物語形式で、わかりやすく説明してくれる本…

海底二万里

■「海底二万里、ジュール・ヴェルヌ、東京創元社」 ■説明の必要がないくらい超有名なSF小説 ひょんなことから、 超最新の潜水艦に乗りこむことになり、 世界の海を冒険する話 巨大生物との格闘シーンや 南極での脱出シーンなど とにかくスケールの大きさを感…

化学探偵Mr.キュリー4

■「化学探偵Mr.キュリー4、喜多喜久、中公文庫」 ■大学の化学の先生が、ひょんなことから事件を解決するシリーズの第4弾 事件の内容が、 大学内で発生するちょっとした事件のため、 ストーリー、展開に無理がないのがよい ただ、もう少し主人公が目立つよう…

「体幹を鍛えると「おなかが出ない」「腰痛にならない」

■「体幹を鍛えると「おなかが出ない」「腰痛にならない」、中野ジェームズ修一、だいわ文庫」 ■体幹を鍛えると、いろいろいいことがありますよ 体幹を鍛えると、いろいろといいことがある ・動作がスムーズになる ・姿勢が良くなる ・けがをしにくくなる、等…

リーダー論

■「リーダー論、高橋みなみ、講談社」 ■AKBの総監督だった、高橋みなみのリーダー論 グループをまとめるにあたって 心がけたことなどを、 自身の経験をもとに書いたもの 文章もちゃんとしていて、 思った以上によかった 具体的な内容が多く、 参考になること…

ハーバードでいちばん人気の国・日本

■「ハーバードでいちばん人気の国・日本、佐藤智恵、PHP新書」 ■ハーバード大学の授業の中で日本に関する講義に人気がある、という内容 様々な事例について検証し、 もし自分がリーダーだったらどう行動するかを考える授業内容 例:トヨタ、ホンダ、アベノミ…

グアルディオラのサッカー哲学

■「グアルディオラのサッカー哲学、ファン・カルロス・クベイロ、実業之日本社」 ■FCバルセロナを世界一に導いた監督の哲学 グアルディオラがFCバルセロナの監督に就任して、 すぐに世界一になった時の話 少し前の本だが、参考になることは多い 特に「言葉を…

うちの子が結婚しないので

■「うちの子が結婚しないので、垣谷美雨、新潮文庫」 ■結婚は思い切りが大切 なかなか結婚しようとしない娘を心配して、 親婚活を始めることになった 婚活パーティや相手とのお見合いで 厳しい現実を突き付けられることも... 結婚に、本当に大切なことは何な…

決めて断つ

■「決めて断つ、黒田博樹、KKベストセラーズ」 ■メジャーでも活躍した作者の「野球への考え方」を書いた本 高校時代、大学時代、カープ時代、メジャー時代... 環境が変わるときに、どう決断し、 どう克服していったのかが紹介されている ・環境が変わるのは…

フランス人は10着しか服を持たない2

■「フランス人は10着しか服を持たない2、ジェニファー・L・スコット、神崎朗子、だいわ文庫」 ■もっとシックに暮らすためのヒント フランスの人の考え方を紹介した前作の続編 こうすると、シックに暮らせますよ、 という自己啓発の本 ・当たり前のことを当た…

コメの嘘と真実

■「コメの嘘と真実、近正宏光、角川SSC新書」 ■コメ作りに参入するのは、かなり難しいよ、という話 様々な既得権益やしがらみ、があるため、参入には高い壁がある なんとかしないと、日本の農業の未来が危ない、というお話 農業は、結果が出るまで何年もかか…

喫茶店タレーランの事件簿4、ブレイクは五種類のフレーバーで

■「喫茶店タレーランの事件簿4、ブレイクは五種類のフレーバーで、岡崎琢磨、宝島社」 ■ちょっとした悩みや事件を鮮やかに解決してしまう喫茶店のお話 喫茶店タレーランに、 ちょっとした悩みや事件が舞い込んでくる その話を聞いた店員は、するどい推理で鮮…

鈴木敏文の統計心理学

■「鈴木敏文の統計心理学、勝見明、日経ビジネス文庫」 ■セブンイレブンの元会長の鈴木さんの、ビジネスの考え方をまとめたもの たくさんあるコンビニの中で なぜ、セブンイレブンが一人勝ちなのかがわかる本 ・仮説と検証の重要さ ・「本当のようなウソ」に…

櫻子さんの足下には死体が埋まっている

■「櫻子さんの足下には死体が埋まっている、太田紫織、角川文庫」 ■主人公の櫻子さんの行くところには、なぜか死体が... なによりも「骨」を収集することが好きな主人公 彼女に行くところ、 必ず死体に関係する事件と遭遇するのだった あえて、事件に積極的…

戦略課長

■「戦略課長、竹内謙礼、青木寿幸、PHP文庫」 ■新しい上司が赴任してきた、その上司はロボットだった... ロボットの上司が、 ・会社の会計の仕組み ・事業計画書の書き方 ・株式、不動産 などを、主人公のOLに説明し、 仕事に対する考え方を改善させる、とい…

オケ老人

■「オケ老人、荒木源、小学館文庫」 ■間違って老人たちばかりの素人楽団に入団してしまった、だが... ある楽団に入団しようと思い面接に行くが、 名前の似ている別の楽団だった そして、そこは老人たちばかりの素人楽団だった とてもおもしろい 「音楽の楽し…

箱入り息子の恋

■「箱入り息子の恋、市井昌秀、今野早苗、ポプラ文庫」 ■恋愛経験の少ない男性が、ひょんなことからお見合いをすることに.. 主人公は、ある雨の日に、気になる女性と出会った その後、雨の日に出会った女性と運命の再会を果たした ただ、その女性は目が見え…

化学探偵Mr.キュリー3

■「化学探偵Mr.キュリー3、喜多喜久、中公文庫」 ■次々起こる事件を化学の力で解決するという話 大学内で起こった様々な事件を、 ひょんなことから化学の教授が事件を解決する、という どこかで聞いたことあるような設定 ただ、とてもライトな内容なので十…

僕と妻の1778話、眉村卓、集英社文庫

■「僕と妻の1778話、眉村卓、集英社文庫」 ■病気の妻のために、1日1つ話を書く小説家の話 余命1年と告げられた妻のために、 自分のできる精一杯のことをする姿は美しい もし自分がその立場だったら、 なにができるのだろうか、 読後ちょっと考えさせられた内…