のほほん、おきらく日記

おきらくなことを書きます

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

輝く夜

■「輝く夜、百田尚樹、講談社文庫」 ■クリスマスだから、こんなことがあってもいいよね クリスマスにまつわる5つの短編集 若干、きれいにまとめた感があるが、 十分おもしろい内容 作者のファンタジー(?)の作品を あまり読んだことなかったので、 ちょっと意…

ビブリア古書堂の事件手帖、扉子と不思議な客人たち

■「ビブリア古書堂の事件手帖、扉子と不思議な客人たち、三上延、メディアワークス文庫」 ■お父さんの本は見つかった? ビブリアシリーズの続編(?) 主人公の娘、扉子に、 本にまつわる話を聞かせるという構成 全4編で、話自体も短く読みやすい あまりマニアッ…

学生街の殺人

■「学生街の殺人、東野圭吾、講談社文庫」 ■罪の意識ありますか? 殺人事件が発生した その事件を調べていくと、また殺人事件が発生した さらに調べていくと、 ある数年前の交通事故が浮かび上がってきた 罪の意識を捨てるのは難しい、ということか... 強烈な…

お前なんかもう死んでいる

■「お前なんかもう死んでいる、有吉弘行、双葉文庫」 ■売れてるからって調子に乗るなよ 猿岩石で一発当てた作者が、 それ以降急速に売れなくなり、 どん底を見た時のことを書いた本 おもしろおかしく書いているところが多いが、 非常に参考になるところが多…

ブレイブメス1990

■「ブレイブメス1990、海堂尊、講談社文庫」 ■オレとの賭けに勝ったら手術をしてもいいぜ 破天荒な天才心臓外科医がモナコからやってきた その外科医は腕は抜群だったのだが、 ある条件を満たさないと手術を受けない主義だった その条件とは... 暗くて重いイ…

カーネギー自伝

■「カーネギー自伝、アンドリュー・カーネギー、中公文庫」 ■鉄鋼王カーネギーの自伝 カーネギーがいかにして、 アメリカンドリームを実現したのかが書かれた本 国や時代が異なっても、 大成した人には、意外にも共通していることがあると感じた ・小さな仕…

日本覚醒、そろそろ自虐はやめて目覚めませんか?

■「日本覚醒、そろそろ自虐はやめて目覚めませんか?、ケント・ギルバート、宝島社」 ■日本はすごくいい国ということに気づいてね 日本の置かれている状況を、 作者ならではの視点で鋭く指摘している本 すべてその通りとは思わないが、 納得させられることが…

しんがり、山一證券 最後の12人

■「しんがり、山一證券 最後の12人、清武英利、講談社」 ■俺は「なぜこの会社が破綻したのか」を知りたいんだ 証券の用語の難しさをクリアできるのであれば、 文句なしに面白い ノンフィクションということに驚かされた 「会社のため」と言い訳をして犯罪ま…