のほほん、おきらく日記

おきらくなことを書きます

終わった人

■「終わった人内館牧子講談社文庫」

 

■「仕事人間」が定年退職した後のことを描いた話

 

会社での仕事がすべてで、

これといった趣味もなく、

社外の人との付き合いもない

定年後いったい何をすればいいのか

第2の人生は何をすればいいのか...

 

当てはまる人も多いのではないのだろうか

かなりどきっとさせられた

 

ちょっと残酷な感じで終わっている

いろいろ考えさせられた本

 

おススメです

 

■オススメ度:☆☆☆☆

 

死の淵を見た男

■「死の淵を見た男、門田隆将、角川文庫」

 

東日本大震災の時に福島第一原発に残った人たちの奮闘を描いた本

 

放射能という恐怖と闘いながら、

福島第一原発で、今自分のやれることに全力を尽くした人たち

 

もし自分なら、どのような選択をするのだろう

安全のために逃げるのだろうか、

命をかけて残るのだろうか

自分のため、家族のため、日本のため...

 

日本人ならば一度は読んだほうがよい、と感じた

 

リーダーにはちゃんとした人を選ばないといけない、

ということを痛感した 

 

おススメです

 

■オススメ度:☆☆☆☆☆

風俗嬢の見えない孤立

■「風俗嬢の見えない孤立、角間惇一郎、光文社新書

 

■なぜ、風俗嬢になったのかがわかる本

 

風俗嬢の実態をデータから分析する、という内容で

切り口としては、おもしろいと感じた

 

よくテレビで見るような

多重債務で風俗嬢になった、というのはごく少数で、

生活費や将来の不安のために、

やっている人のほうが多い、というのが現状

 

風俗嬢になるハードルの低さ、軽さ、

そうしないと生活できない現状や不安な日々、

いろいろ考えさせられる内容だった

 

■オススメ度:☆☆☆

 

貯金兄弟

■「貯金兄弟、竹内謙礼、青木寿幸、PHP文庫」

 

■金遣いの荒い兄と、節約好きの弟の物語

 

税金、保険、など

「 お金について」のちょっとしたことを

小説の中で説明してくれる本

参考になることも多い

 

お金について、

物語形式で、わかりやすく説明してくれる本が、

あまりないので、

切り口としておもしろいと感じた

 

ただ、物語の核となる、

主人公の「不思議な能力」については、

いらなかったかもしれない、

ちょっともったいない、と感じた

  

■オススメ度:☆☆☆☆

 

海底二万里

■「海底二万里ジュール・ヴェルヌ東京創元社

 

■説明の必要がないくらい超有名なSF小説

 

ひょんなことから、

超最新の潜水艦に乗りこむことになり、

世界の海を冒険する話

 

巨大生物との格闘シーンや

南極での脱出シーンなど

とにかくスケールの大きさを感じた

 

少年時代に読むことをおススメします

    

■オススメ度:☆☆☆☆

化学探偵Mr.キュリー4

■「化学探偵Mr.キュリー4、喜多喜久、中公文庫」

 

■大学の化学の先生が、ひょんなことから事件を解決するシリーズの第4弾

 

事件の内容が、

大学内で発生するちょっとした事件のため、

ストーリー、展開に無理がないのがよい

 

ただ、もう少し主人公が目立つような話でも

いいのかもしれないと感じた

 

「化学探偵」の殺人研究、がおススメ

  

■オススメ度:☆☆☆

 

「体幹を鍛えると「おなかが出ない」「腰痛にならない」

■「体幹を鍛えると「おなかが出ない」「腰痛にならない」、中野ジェームズ修一、だいわ文庫」

 

体幹を鍛えると、いろいろいいことがありますよ

 

体幹を鍛えると、いろいろといいことがある

・動作がスムーズになる

・姿勢が良くなる

・けがをしにくくなる、等

 

腹部周りの筋肉の説明については、参考になった

体幹をピンポイントで鍛えるのは難しいため、

もう少し詳しいトレーニングについて説明してほしかった

 

 ■オススメ度:☆☆☆