風俗嬢の見えない孤立
■「風俗嬢の見えない孤立、角間惇一郎、光文社新書」
■なぜ、風俗嬢になったのかがわかる本
風俗嬢の実態をデータから分析する、という内容で
切り口としては、おもしろいと感じた
よくテレビで見るような
多重債務で風俗嬢になった、というのはごく少数で、
生活費や将来の不安のために、
やっている人のほうが多い、というのが現状
風俗嬢になるハードルの低さ、軽さ、
そうしないと生活できない現状や不安な日々、
いろいろ考えさせられる内容だった
■オススメ度:☆☆☆
化学探偵Mr.キュリー4
■「化学探偵Mr.キュリー4、喜多喜久、中公文庫」
■大学の化学の先生が、ひょんなことから事件を解決するシリーズの第4弾
事件の内容が、
大学内で発生するちょっとした事件のため、
ストーリー、展開に無理がないのがよい
ただ、もう少し主人公が目立つような話でも
いいのかもしれないと感じた
「化学探偵」の殺人研究、がおススメ
■オススメ度:☆☆☆